年金相談
公的年金の仕組みは2階建てと表現され、公的年金のベースとなる国民年金が1階部分、そして国民年金の上乗せとして、会社員や公務員が加入する厚生年金が2階部分になっています。
一般的に年金というと老齢年金をイメージしますが、他にも障害年金、遺族年金があります。
「老齢年金」は老後の生活を保障するための年金です。
「障害年金」は病気やけがで障害が残った場合などに受け取れる年金です。
「遺族年金」は国民年金、厚生年金の被保険者が亡くなったとき、その人によって生計を維持されていた遺族の生活を保障するための年金です。
現在の年金制度は、長寿社会に対応して何度も改正が行われ、新旧の制度が並立して、一般の人には分かりにくくなっています。そのため、制度が変更されたのに気がつかず、所定の手続を怠ったり、また、被保険者であった期間が短かったため、自分で年金は受給できないと思い込み、その後所定の手続をしないで、年金の受給権を喪失してしまうなどのケースが多くあります。さらに、年金額の基礎となる保険料の算定方法を誤り、年金を受給するとき、自分の予測した額より少ないケースもよくあります。
当事務所では、年金の加入期間、受給資格等についてわかりやすく説明するとともに、年金の裁定請求に関する書類を依頼人の皆様に代わって作成、提出いたします。